【マルタ】なぜ人気?マルタの留学事情

前回のブログで、マルタ留学は年々人気が出てきているとお話しましたが、なぜ人気が出てきているのでしょうか。

私自身が実際にマルタの語学学校で働いてみて、留学生の声も聞いた上で挙げられるのは、以下のような理由です。

  1. 英語が公用語:マルタは歴史的にイギリスの統治下にあった影響から、英語が公用語の一つです。日常的に英語を使う環境で学べるため、効率よく実践的に英語力を向上させることができます。
  2. 費用がリーズナブル:アメリカ、イギリスなど、他の英語圏に比べ、学費や生活費が比較的安く抑えられます。
  3. 気候と環境:地中海の温暖な気候であること。また、マルタは美しい自然と歴史的建造物に恵まれており、リラックスして勉強できる環境が整っています。
  4. 治安の良さ:ヨーロッパの中で犯罪率が低く、治安が良いため、留学生が安心して生活できます。
  5. 観光も楽しめる:美しいビーチや歴史的な建造物など、マルタには観光名所が豊富です。また、ヨーロッパ周辺諸国へのアクセスも抜群なので、例えば、週末にイタリア旅行なども気軽に楽しめます。

マルタを留学先として選ぶ人の中には、留学生の国籍率を考えて選んだ人も多いと思います。

マルタ国立統計局によると、2023年度のマルタの留学生数合計は78,567人

その中で、日本人の留学生は3,407人。つまり、全体の約3%ということになります。

日本人に人気の留学先である、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなどに比べると、圧倒的に日本人率が少ないと言えるでしょう。

さらにポイントとなるのは、マルタでは全体の留学生のうち、73%がヨーロッパ出身です。

ヨーロッパ圏からは地理的に近いため、マルタに留学する人が多いのです。

彼らは元々中級程度の英語力がある人も多いので、友達になることで英語を習得する上での良きパートナーとなります。

私が勤務していた語学学校はヨーロッパに本社がある会社だったので、留学生の国籍割合を見ると、特にヨーロッパからの留学生が多かったです。

統計でもトップに入るイタリア、フランス、ドイツあたりからの留学生が多かったですが、他にもスペイン、オーストリア、ポーランド、スウェーデン、スイスなど様々なヨーロッパ諸国から渡航されていました。

アジアからは日本人がトップでしたが、それでも全体の留学生の中では少数派です。統計を見て納得しましたが、韓国(940人)、中国(429人)とアジアからの留学生はあまり多くないのです。

どちらかというと、コロンビア(3,306人)やブラジル(4,623人)など南米からの留学生をよく見かけます。

他には、海外好きの私でも聞いたことがないような国からも渡航されていたり、約50カ国くらいからの留学生が一緒に勉強していました。

なので、なるべく国際的な環境で勉強したいという方には、マルタ留学がお勧めします!