【マルタ】留学の効果を最大化する
留学前からの準備が大切
これからマルタ留学をお考えの方に、より充実した留学生活を送るために、元留学カウンセラーの私が思うことを書いておこうと思います。
せっかく留学するなら、皆さんやはり留学の効果を最大化したいですよね。
そのために重要なのは、渡航する1年〜6ヶ月前からなど、早めに計画をすることだと思います。
留学のプランを決めることはもちろん、留学前から英語の勉強を始めることをお勧めします。
日常生活がスムーズになるだけでなく、理由がもう一つあります。
それは、クラスの日本人率を下げて、より英語環境にするためです。
留学をする日本人のほぼ8割が初級クラスからスタートします。
中学・高校で英語を勉強して以来、特に勉強していなかったという人は、ほぼこのクラスに入ります。
なので、留学前に勉強せずに渡航してしまうと、日本人が多いクラスに入ってしまう可能性が高いです。
全生徒数500人の中で日本人率がたったの3%だとしても、15人がほぼ同じレベルのクラスに入ると、結果として日本人が多い環境となってしまうのです。
特にヨーロッパからの留学生は、中級以上のレベルがあることが多いため、初級からスタートするとアジア・南米系が中心のクラスとなります。
そうなると、日本人の友達が増えて、放課後や週末も日本人と過ごすという状況に陥りがちです。
留学で後悔しないために
上記のような状況を避けるためにも、なるべく留学前に英語を勉強して、渡航することをお勧めします。
個人的には、中学英語を勉強してから渡航するだけでも、会話の幅が大きく広がると思います。
まずは、以下を英語で話せるようにしてみましょう。
- 自己紹介
- 家族や日本のことを話す
- 質問ができる
もちろん、中級クラスに入れるのがベストですが、初級クラスに入ってしまったから終わりというわけではありません。
日本の留学生をたくさん見てきましたが、中には英語ができなくても、自分から積極的に他国の留学生に声をかけて友達を作り、帰国する頃には英語力が大幅にアップという人もいます。
マルタをはじめヨーロッパには、日本の文化に興味がある人がたくさんいるため、勇気を振り絞って話しかけると喜んで話してくれる人が多いです。
留学中は、積極的に行動することが、成功への秘訣です!
英語が伸びない人の特徴
反対にどのような留学生活をすると、英語が伸びないかということも書いておきたいと思います。
なぜ英語が伸びない?
- 日本人とばかり行動する
- 授業中に発言せずに聞いているだけ
- 授業の復習など英語の勉強をしない
- 滞在先でスマホを使ったり、日本語のテレビやYoutubeを見ている
日本人とばかり行動すると英語力が伸びない、というのは何となく想像がつくと思います。
授業中に質問や発言をしないという日本人も多い印象です。
疑問があっても、英語が間違っていたらどうしよう、質問を理解してもらえるかな、という不安がありやっぱりやめておくという人が多いかと思います。
現地でヨーロッパや南米の人を見ると驚くと思いますが、文法はめちゃくちゃでも気にせずにどんどん発言します。
発言中の英語が間違っていたら先生が正しい英語に直してくれるので、この練習を繰り返すことで英語力がどんどん伸びていくのです。
なので、発言しないともったいないです。間違っても大丈夫なので、積極的にどんどん発言してみてください。
あとは最近増えているのが、授業以外は滞在先でSNSやYouTubeを見て過ごすというパターン。
スマホが普及して以来、日本の家族や友人と連絡を取るのは簡単になりましたよね。
もちろんほっとする時間かと思いますが、貴重な留学期間中は、できるだけホストファミリーや他国の生徒と過ごす時間を増やしてみましょう。
留学の効果を最大限にするためには
最後に留学中の効果を最大限にする、お勧めの過ごし方について書いておきたいと思います。
せっかくの貴重な時間とお金を使って実現する留学なので、後悔だけはしないようにしてほしいです。
留学中にお勧めすること
- 授業中に発言する
- 他国のクラスメイトと過ごす
- ホストファミリーと会話する
- 留学中も英語の勉強を続ける
- 英語で映画やニュースを見る
- 英語の本や新聞を読む
- イベントや交流パーティーに参加する
- スポーツや趣味を通じて現地の人と交流
- ボランティアに参加する
留学中に特に挑戦してほしいのが、現地の人と交流することです。
これはなかなか日本では経験できないので、留学中がチャンスです。
まずは、学校の先生やホストファミリーとコミュニケーションを取ること。
さらに交流したい人には、スポーツや趣味を通して交流するという方法があります。
サッカーやバスケットボール、剣道、ダンス、ヨガ、アート、料理教室など、様々な選択肢があります。
また、ボランティアに参加することもお勧めです。現地の人から英語で指示を受けながら活動するので、英語を使って仕事をしたい人にも良い経験になると思います。
私もマルタの動物シェルターやビーチクリーニングのボランティアに参加したことがありますが、現地の人と働くことでとても良い経験と勉強になりました。
もちろん、少しであれば日本人と話すのも、ストレス解消や情報収集にもなるので良いと思います。
私も初めて留学した頃は、時々、日本の友人とお茶をして、現地の文化の違いや英語習得の悩みなどを話すことで、お互い励まし合っていました。
ただ、それ以外の時間は、なるべく他国の留学生と行動したり、ホストファミリーと過ごして英語を練習するようにしていました。
これから留学をお考えの方には、せっかくなので、現地でしかできないことにどんどん挑戦して、充実した留学生活を実現していただきたいです!